TOEICリスニングよくある疑問

シャドーイングとディクテーションどっちをやるべき?【○○ならこっち】

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「TOEICリスニングのスコアを上げたい場合、シャドーイングとディクテーションってどっちをやればいいんだろう。」

 

 

こんな疑問に答えます。

この記事を書いている私はTOEIC910点を取得しており、リスニングパートは495点満点を数回取得しております。そんな私がTOEICリスニングのスコアを上げるためにシャドーイングとディクテーションどちらをやればいいのかについて解説していきます。

シャドーイングの効果3つ

まず初めに、シャドーイングをすることによって具体的にどのような効果があるのかを3つご紹介します。

①発音・イントネーションが向上する

シャドーイングは音声を聞くだけでなくそれに続けて自分でも発声するので、発音やイントネーションが向上します。

なるべく音声に似せて発音するようにすると、効果はより高まります。

②英語のまま理解できるようになる(⇒理解スピードが向上する)

英語初心者にありがちなミスが、聞こえた英語を頭の中で一度日本語に訳してしまうことです。

これでは脳内での処理に時間がかかってしまいます。

シャドーイングをすることで、英語を英語のまま理解することができるようになります。

英語⇒日本語⇒英語ではなく英語⇒英語で設問の答えまでたどり着けるようになります!

③英語特有の語順・文章構成を会得できる

シャドーイングをすることで、英語の文章の返り読みの癖を治すことができます。

 

ディクテーションの効果3つ

次に、ディクテーションの効果を3つご紹介します。

①発音・イントネーションが向上する

ディクテーションを繰り返すことで、何度も同じ文を聞くことになり、正しい発音やイントネーションを脳に定着することができます。

②単語・文法が覚えられる

ディクテーションで新たな文に触れることによって、知らない単語や文法を覚えることができます。

また、自分で聞いてそれを紙に書くという一連の行為によって、単に目で見て暗記するよりも脳に定着することが容易になります

ディクテーションは時間はかかるが着実に実力を伸ばせます

③推測する力が身につく

ディクテーションはただ音声を聞いて理解するだけでなく、聞き取れない部分をその音や前後の単語から推測するので、推測する力も身につきます。

これはTOEICでハイスコアを出すためにとても重要な能力で、わからない問題がでてきたときに前後から推測する必要があるので、とても役に立ちます。

 

シャドーイングのメリット3つ

ではここで、シャドーイングのメリットを3つご紹介します。

①スキマ時間にできる

シャドーイングはスクリプトとスマホなどの音声が出る機器があればできるので、ちょっとした空き時間にもすることができます。

家事をしているときやお風呂が沸くのを待っている時など、スキマ時間を有効活用できるのがいいですね。

ちょっとした時間にできる気軽さがメリットですね。

②机に向かってやらなくてもいい

シャドーイングは基本的に筆記用具がいらなく、書く作業がないので、ベットで寝っ転がりながらやソファに座りながらすることができます

「勉強する」となると腰が重くなりますが、寝っ転がりながらできるのなら始めやすいですね。

③量がこなせる

シャドーイングは慣れてきたら音声をいっさいとめずに進めることができます。

ディクテーションと比べると、量をこなすことができ、より多くの文章にふれることができます。

コスパが非常に良い学習法です。

 

シャドーイングのデメリット2つ

次に、シャドーイングのデメリットを2つご紹介します。

①場所を選ぶ必要がある

シャドーイングは声を出す必要があるので、まわりに人がいる場所ではなかなかできないかもしれません。

一人暮らしなら安心して発声できますね

②英語初心者には難しい

シャドーイングはぶっちゃけ初心者には難しいのでおすすめしないです。

英語初心者というとTOEIC600点未満くらいです。

基本的な単語や文法の知識がある状態で始めないと、挫折してしまいます。

 

ディクテーションのメリット3つ

次に、ディクテーションのメリットを3つご紹介します。

①初心者も始めやすい

ディクテーションは一文一文丁寧に進めていくため、英語初心者も始めやすいです。

また、その文の中にある単語や文法も覚えることができるので、英語初心者にとっては一石二鳥です。

②記憶に定着しやすい

ディクテーションは聞き取った英語を紙に正確に書き取る必要があるため、間違っていたらごまかすことができずにその部分の音声を何度も聞き直すので、その分記憶に定着しやすいです。

地道に進めていきましょう。

ディクテーションのデメリット3つ

次はディクテーションのデメリットを2つご紹介します。

①時間がかかる

ディクテーションはとにかく時間がかかります。

確実に実力はついてくるのですが、シャドーイングと比べるとどうしてもふれることができる文の量が少なくなってしまいます

②あまり楽しくない

ディクテーションはシャドーイングのようにテンポよく次の文に進むことができないので、個人的にあまり楽しくないです。

楽しく学習を進めるというのは英語学習に挫折しないためにとても重要なことではあるので、そこの部分は考えどころですね。

 

あなたはシャドーイングとディクテーションどちらをやるべき?

結論英語初心者はディクテーション英語中上級者はシャドーイングをしましょう。

ディクテーションでリスニング力をある程度伸ばし、そこからシャドーイングに移行するのがベストです。