「TOEIC試験本番ではスピーカーから音声が流れるけど、普段のリスニング対策ってイヤホンを使っても大丈夫なのかな?」
こういった疑問に答えます。
普段のTOEICのリスニング対策ってイヤホンを使っても大丈夫なの?
普段のリスニング対策でイヤホンを使うのは問題ないですが、基本的にはスピーカーを使って対策することをおすすめします。
理由は簡単で、TOEIC試験本番はスピーカーの音声を聴くことになるので、慣れていないと、「普段のイヤホンで聴く感じと全然違って聞き取れない。」という事態が起こりうるからです。
イヤホンで聴く音声というのは、雑音の一切ないクリアなものなので聞き取りやすいですが、TOEIC試験当日のスピーカーで聴く音声はまわりの受験者たちのマークシートを塗る音や咳き込む音などの雑音が入ってしまいます。
こういった環境に普段から慣れておくためにも、TOEICのリスニング対策をするときはイヤホンを使わずスピーカーで聴くようにしましょう。
イヤホンを使ったTOEICリスニング対策のメリット3つ
TOEICのリスニング対策のときにはなるべくスピーカーで音声を聴くべきだと言いましたが、外出中に勉強するときなどは、まわりにも人がいるので常にスピーカーで学習するわけにもいきませんよね。
ですので、試験日が近くない場合はイヤホンを使って勉強しても良いですが、試験日が近くなると、スピーカーを使って勉強するようにしましょう。
ここで、イヤホンを使ってTOEIC対策をするメリットを3つご紹介します。
外出中でも勉強できる
イヤホンを使うと、外出先や通勤中などでも勉強することができます。
特にリスニングというのは毎日より多くの時間を使った方が伸びやすいので、通勤電車などのスキマ時間を使えるというのは非常に大きなメリットです。
リスニング対策用アプリを使って移動時間にリスニング対策をしたいという方は、『SHADOM ENGLiSH』がおすすめです。月額2,980円でスキマ時間にリスニング対策ができます。
音が直接聞こえるのでクリアで聞き取りやすい
イヤホンを使って勉強すると、スピーカーを使うよりも音がクリアで聞き取りやすくなるので、より正確な英語の発音などを学ぶことができます。
ただ、イヤホンで英語を聴くのに慣れてしまうと、本番で「あれ?聞き取れないな。」という現象に陥ってしまうこともあります。
私も最初はイヤホンだけでTOEICのリスニング対策をしていたので、TOEIC試験当日はスピーカーで音声を聴くのに慣れておらず、リスニングのスコアがさんざんだった経験があります。
もしあなたがいまイヤホンでしか勉強をしたことがないのなら、試験当日までに、少しずつスピーカーを使って勉強していき、慣れていくようにしましょう。
騒音を気にしなくていい
夜部屋で勉強するときでも、イヤホンを使えば騒音がでないので、勉強する時間帯を気にする必要もなくなります。
イヤホンを使ったTOEICリスニング対策のデメリット3つ
イヤホンを使った勉強には、先ほどご紹介したようにメリットもたくさんありますが、逆にデメリットもあります。
それではTOEICリスニング対策でイヤホンを使用するデメリットを3つご紹介します。
イヤホンに慣れてしまうと、スピーカーで聞き取れなくなる
イヤホンのクリアな音質に慣れてしまうと、雑音交じりのスピーカーでの音声が聞き取れなくなってしまうことがあります。
長時間使用すると耳が痛くなる可能性がある
イヤホンを長時間使用していると耳が痛くなることがあり、勉強に集中できなくなってしまいます。
無線タイプのイヤホンだと音が途切れることがある
無線タイプのイヤホン(ワイヤレスイヤホン)だと、たまに音が途切れてしまうことがあり、勉強に集中できなくなってしまいます。
無線タイプのイヤホンを使う場合は、なるべく高品質のものを使うようにしましょう。
スピーカーを使ったTOEICリスニング対策のメリット3つ
TOEICの試験本番はスピーカーを使用することになるので、基本的には普段からスピーカーを使用してリスニング対策をすることをおすすめします。
ここでは、スピーカーを使ったTOEICリスニング対策のメリットを3つご紹介します。
本番に近い環境で勉強できる
TOEIC試験本番はスピーカーを使います。
試験本番では、自宅で一人で勉強しているときと違って、咳き込む人や貧乏ゆすりをする人、マークシートを塗りつぶす音がうるさい人など、雑音に悩まされるケースも少なくありません。
そういった環境にいち早く慣れておくためにも、スピーカーを使った勉強は効果的です。
イヤホンがない人はわざわざ買わなくて済む
そもそも普段イヤホンを使わないので持っていないという人にとっては、リスニング対策のためにわざわざイヤホンを買わなくていいので、費用面では節約できます。
耳が痛くならない
イヤホンを長時間使っていると、耳が痛くなることがあります。その点、スピーカーを使った勉強はそのような心配がありません。
それによって、より勉強に集中することができるでしょう。
スピーカーを使ったTOEICリスニング対策のデメリット3つ
最後に、TOEICリスニング対策にスピーカーを使うデメリットを3つご紹介します。
正確な発音が聞き取れない
スピーカーで聴くと、イヤホンで聴くよりもどうしても音質が下がってしまうので、発音も学びたいという人にとっては大きなデメリットになってしまいます。
外出中には勉強できない
通勤電車の中や外出先ではスピーカーを使った勉強ができません。
スピーカーを使った勉強となると、自宅など、勉強できる場所がどうしても限られてしまいます。
夜は響くため音量に注意しなければならない
マンションに住んでいる人は、夜はスピーカーの音が響く可能性があるので、勉強する時間帯を調整したり、音量を調節する必要があります。
まとめ
TOEICのリスニング対策をするときは、スピーカーとイヤホン、どちらもメリット・デメリットがあるので、状況に応じて使い分けるようにしましょう。